消泡ソリューション
よくある質問
消泡剤の選択基準
水系/非水系・ご使用条件などによって適用できる消泡剤のタイプが異なります。消泡剤の選定に関しては「消泡剤選択ガイド」を参照して下さい。
消泡剤の添加方法について
-
適切な添加量について教えてください。
発泡系によって添加量は大きく異なりますが、有効成分で10~50
ppmの添加が一般的です。非水系の場合は、一般的に水系に比べて少ない添加量で使用できます。
-
希釈する際の注意点について教えてください。
高濃度品を希釈する場合には消泡剤に希釈水を足していく順序で10~30倍に希釈してください。希釈には必ず冷水をご使用下さい。30℃以上のお湯で稀釈すると安定性が損なわれるケースがあります。
希釈は手攪拌、又は回転羽のゆるい攪拌で行ってください。ホモミキサーのような強いセン断力の掛かる装置は避けてください。
-
現場添加の場合の添加場所・タイミングについて教えてください。
発泡場所に効率的に拡がるように希釈液のシャワー添加や発泡箇所の前・液の流れの激しい所(曝気槽への流入口など)が好適です。
-
内添する場合の注意点について教えて下さい。
最終工程で添加してください。系の温度が十分に下がった事を確認してから添加して下さい。希釈する場合には、内添系の液での希釈をお奨めします。
-
保管方法について教えてください。
直射日光を避け冷暗所に保管して下さい。また、エマルジョン製品は、凍結させないよういご注意ください。凍結、解凍を繰り返した場合、エマルジョンの安定性が損なわれます。
稀釈した消泡剤はなるべくその日のうちにお使いください。
-
保存期限について教えてください。
製品ラベルに製造後の品質保証期間(未開封の場合)が明記されていますので参照願います。
開封した製品は、なるべく早くご使用下さい。エマルジョン製品は腐敗の可能性がありますので、必ず密栓して下さい。長期間保管した場合、凝集・沈殿・腐敗などが起こることがあります。
用途別注意事項
-
塗料に添加したらはじいてしまいましたが、どうしたらよいですか?
製品選定を見直してください。「ハジキ」項目で選択できます。
水系塗料の場合、耐はじき性良好の製品としてはDow
Corning Toray FSアンチフォーム013A ・
Dow
Corning Toray FSアンチフォーム1277などが適します。
塗料・添加剤のカタログも参照下さい。
-
染色工程に使用したらオイルスポットが発生してしまいました。
製品選定を見直してください。「オイルスポット」項目で選択できます。
高圧液流染色の場合、耐熱性・安定性に優れた製品としてはDow
Corning Toray FSアンチフォーム92 ・ Dow
Corning Toray FSアンチフォーム1226などをお奨めします。
-
油剤に内添していたら経時で凝集物が出てきてしまいました。
製品選定を見直してください。「内添安定性」項目で選択できます。内添安定性の高く、消泡性の経時劣化の少ない自己乳化型消泡剤を中心にご検討下さい。
-
金属加工油に内添したら沈殿・(又は分離)してしまいました。
金属加工油用消泡剤<Dow
Corning Toray DK Q1-1247 , Dow
Corning Toray FS アンチフォーム1224 ・ Dow
Corning Toray FSアンチフォーム1233>をご評価下さい。
使用現場のトラブルについて
-
消泡剤を添加した際に分離や沈殿等を起こしてしまいました。
先ずは凝集物を除去して下さい。ウェス等で物理的に拭き取って下さい。芳香族系の溶剤が使える場合はトルエン・キシレン等。使用できない場合は高温のアルカリ水溶液で洗浄して下さい。系の温度・セン断力に応じて再度消泡剤を選定してください。
-
消泡剤同士は混ぜても大丈夫ですか?
エマルジョンタイプの場合、両方の製品の乳化が不安定になり分離する事があります。どうしても混ざってしまう場合は事前に十分にご確認下さい。
-
過剰に添加するとどうなりますか?
消泡剤は基本的には系に対して不溶解物になりえます。過剰な添加は凝集やトラブルの原因になります。
その他
-
有機系消泡剤との相異を教えてください。今、有機系消泡剤を使用していますがシリコーン系はどんなメリットがありますか?
一般的に有機系消泡剤は破泡性に優れます。しかし、添加量はシリコーンの5~10倍量必要になると言われています。
シリコーン系消泡剤は少量で抑泡性に優れ長期間効果が持続します。又、表面張力の低い系(界面活性剤濃度の高い系)でも十分な効果が得られます。
-
食品添加の際に気をつけることはありますか?
食品製造で消泡剤を用いる場合は、日本食品衛生法やFDA,Kosher(ユダヤ認可品)等の食品に見合ったグレードの製品を使わなければなりません。
以下の製品が該当品です。
Dow
Corning® Antifoam A Compound Food Grade
Dow
Corning Toray SH 5500 Compound
Dow
Corning® 1920 Powdered Antifoam
Dow
Corning® Antifoam C Emulsion Food Grade
Dow
Corning Toray SM 5571 Emulsion
Dow
Corning Toray SM 5572 F
食品添加物グレードであっても使用できる食品の種類と添加量には制限がありますので製品カタログにて確認願います。
詳しくはこちらをご覧下さい。
-
排水に関する注意はありますか?
各製品のBODおよびCODを個別にお問い合わせください。
-
貴社での消泡性の評価方法はどのようなものですか?
ポンプ循環試験機やシェーカー試験機等を使って評価をしております。
消泡剤カタログを参照下さい。