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一般的な使用方法

  選択基準

シリコーン離型剤にはオイル型、コンパウンド型、溶剤型、エマルジョン型があります。
成形物、成型条件(温度、水系/非水系、粘度)によって適切な離型剤を選択しご使用ください。

  希釈方法

  • オイル型、コンパウンド型、溶液型の場合

    オイル型、コンパウンド型、溶液型の離型剤はそのまま使用するか、条件に応じて下記の溶剤で必要濃度に希釈してご使用下さい。溶剤の選択は成形時の型温度に応じて各溶剤の沸点などを基準に行って下さい。有効成分1~5%程度で十分な離型効果があります。
  芳香族系

トルエン、キシレン等

 石油系

ヘキサン、ソルベントナフサ、テレピン油

 アルコール類他

イソプロピルアルコール等

  • エマルジョン型の場合

    エマルジョン型離型剤は水で任意の濃度に希釈できます。有効成分1~5%程度で十分な離型効果があります。

 塗布方法

シリコーン離型剤を塗布する場合には、事前に型の表面に付着した油分、炭化物、その他離型皮膜に悪影響を与える付着物を十分に除去して下さい。通常、トルエンやソルベントナフサなどの溶剤による洗浄、アルカリ洗浄と水洗、研磨材の使用などの方法がとられます。 

  • オイル型、コンパウンド型、溶液型、エマルジョン型の場合

    原液のまま、もしくは希釈した後、スプレー、刷毛塗り、浸漬法等によって均一に塗布しますが、スプレー法が最も一般的です。
     
  • 耐久性向上のためのプライマー処理の場合(PRX 308

    耐久性向上のためには、前処理として金型にプライマー(主としてPRIMER-D3(RF))を均一に塗布し室温で一時間以上放置し硬化させることをおすすめします。その後上記方法で PRX 308を塗布し、24時間放置して硬化させます。
    塗布後短時間で硬化させる場合には、115℃1時間加熱することによって、十分硬化します。皮膜の塗布厚はいずれも0.5~1.0mmで最適の効果が得られます。
     
  • 焼き付け型の場合(SR 2472, SH 7020

    型は必ず清浄な状態に保ち、付着物をきれいに除去して下さい。次いで金型にスプレー、刷毛、布切等で均一に処理し、溶液が蒸発した事を確認後焼きつけて下さい。
    SR 2472(食品工業用途):
      天板は植物油、バター、パンくず等の付着物をきれいに除去して下さい。
      標準的な硬化条件は、200~250℃×30~60分です。
    SH7020(一般工業用途):
      標準的な硬化条件は、100~200℃×5~10分です。
     
  • 一回の塗布で何回ほど使用可能か?

    被成型物により一回の塗布での離型回数は大きく異なります。

 除去方法

  • 一般的な除去方法

    1. 古くなった離型剤を乾いた布で拭き取ってください。
    2. トルエン、キシレン、工業用ガソリンなどの溶媒を浸した布で残った離型剤をていねいに拭き取ってください。
    3. 新しい離型剤を使用する前に、溶媒は完全に揮発させ除去してください。
      
  •  金型から離型剤を除去する場合

    1. 余分な離型剤をブラストクリーニングで除去して下さい。
    2. アルカリ水溶液で洗浄して下さい。

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