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自動車シートには
ウレタンモールドフォームが
使用されています。 |
ウレタンフォーム用途別シリコーン整泡剤
HR モールドフォーム用シリコーン整泡剤
高弾性フォーム(High Resilience Foam)は自動車シートなどのモールド発泡が主であるため、成形性、通気性の向上が求められます。
HRフォームは系の粘度が高いこと、反応性が高いことからセル膜の安定化は比較的容易ですが、連通化が進まないためフォーム内部に溜まったガスによる割れ、脱型後の収縮等不具合を防止する必要があります。このため、非常に整泡力の弱い、セルオープン性のある整泡剤が一般的に広く応用されています。
このタイプは整泡剤の分子量を非常に小さくした設計になっており、初期の原料成分乳化は達成するがセル膜の保持力が非常に弱いという特長があります。
さらにこの系では、ポリエーテルを変性していない比較的低分子量のジメチルポリシロキサンも応用されています。これらはポリエーテル変性シリコーンとの組み合わせにおいて、安定した整泡活性(成形性)を付与する整泡助剤として機能しつつ、分子量分布の最適化によりセルオープン性・整泡力の強弱を調整することができます。
高い活性を必要とするTDIベース処方にはより整泡力、ファインセル化の強いタイプ、一方、比較的独泡性が強いMDIベースの処方にはより整泡力の弱い、良好なクラッシング性、高い通気性を与えるタイプが適しています。また整泡力の強いタイプと弱いタイプを併用することでセルサイズ・通気性を調整することが広く生産に応用されており、このシステム特有の手法となっています。